■前提条件
・Visual Studio C++環境
■手順
※Visual Studioのバージョンが異なっても同じはず。自分はVisual Studio Pro 2008 C++で確認した。
1.VisualStudoを起動する
2.[メニュー」→「プロジェクト」→「xxxx のプロパティ」
→xxxx のプロパティページ ダイアログが表示する
.[構成プロパティ]→「C/C++」→[コード生成]→[ランタイムライブラリ]
→「マルチスレッド DLL (/MD)」に変更する。
■静的リンク
「マルチスレッド (/MT)」
「マルチスレッド デバッグ (/MTd)」
■動的リンク
「マルチスレッド DLL (/MD)」
「マルチスレッド デバッグ DLL (/MDd)」
Release版
「マルチスレッド (/MT)」
「マルチスレッド DLL (/MD)」
Debug版
「マルチスレッド デバッグ (/MTd)」
「マルチスレッド デバッグ DLL (/MDd)」
参考サイト
動的リンクと静的リンクについて
https://ohwhsmm7.blog.fc2.com/blog-entry-78.html
2019年10月17日木曜日
2019年10月16日水曜日
OpenSSL1.1.1c(TLS.1.3対応版)のビルド(VisualStudio 2019版)
【ビルド環境】
Visual Studio Pro 2019
【準備】
1)Perlインストール
1-1) Perlをインストールする。選択肢はデフォルトで実施。
link:https://www.activestate.com/activeperl/downloads
1-2)コマンドプロンプト上でバージョン確認。
perl --version
2)NASMインストール
2-1)NASMをインストールする。
link:http://www.nasm.us/
2-2)nasmのzipをダウンロードし、解凍する。
※openSSLビルド環境構築先が、Win10x64なので、nasm-2.14.02-win64.zipをダウンロード。
2-3)NASMのインストール先フォルダを、環境変数の「Path」に追加する。
2-4)コマンドプロンプト上でバージョン確認。
nasm --version
3)OpenSSL
3-1)OpenSSLのソースコードをダウンロードする。
link:https://www.openssl.org/source
3-2) OpenSSLのソースコードを解凍する。
解凍先例:C:\build_openssl\openssl-1.1.1c
3-3)OpenSSLコンパイル生成先フォルダを作成する。
例:C:\build_openssl\output\openssl_v1.1.1c\win\x86
【ビルド手順】
1) スタートメニューから「x64_x86 Cross Tools Command Prompt for VS 2019」を起動する。
2) cdコマンドでOpenSSLのソースコードのフォルダへ移動する。
コマンド例)cd C:\build_openssl\openssl-1.1.1c
3) perlのコマンドを実行する。
コマンド例)perl Configure VC-WIN32 --prefix=C:/openssl/win/x86
→Windwos32ビット版OpenSSLがビルドする。今回はWindwos32ビット版のOpenSSLが必要だったので、こっちを指定する。
蛇足だが、Visual C++ランタイムを静的リンクする際は、以下のコマンドでできるみたい。
コマンド例)perl Configure VC-WIN32 --prefix=C:/build_openssl/output/openssl_v1.1.1c/win/x86 "CFLAGS=/W3 /wd4090 /nologo /O2 /WX /MT"
"CFLAGS=/MT"の指定は、C:\build_openssl\openssl-1.1.1c\makefileのCFLAGSの設定になるみたい。
4) nmake installを実行する。
参考サイト
ビルド時のコマンド
https://www.sumirelab.com/docs/tech/windows-%E3%81%A7-openssl-%E3%81%AE%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%A1%E3%83%A2/
生成物について
http://lfsbookja.osdn.jp/svn-sysdja/chapter06/openssl.html
Visual C++ランタイムの静的リンク
https://www.picolix.jp/blog/2018/12/openssl-111a-tls-13-smail-tls-13.html
Visual Studio Pro 2019
【準備】
1)Perlインストール
1-1) Perlをインストールする。選択肢はデフォルトで実施。
link:https://www.activestate.com/activeperl/downloads
1-2)コマンドプロンプト上でバージョン確認。
perl --version
2)NASMインストール
2-1)NASMをインストールする。
link:http://www.nasm.us/
2-2)nasmのzipをダウンロードし、解凍する。
※openSSLビルド環境構築先が、Win10x64なので、nasm-2.14.02-win64.zipをダウンロード。
2-3)NASMのインストール先フォルダを、環境変数の「Path」に追加する。
2-4)コマンドプロンプト上でバージョン確認。
nasm --version
3)OpenSSL
3-1)OpenSSLのソースコードをダウンロードする。
link:https://www.openssl.org/source
3-2) OpenSSLのソースコードを解凍する。
解凍先例:C:\build_openssl\openssl-1.1.1c
3-3)OpenSSLコンパイル生成先フォルダを作成する。
例:C:\build_openssl\output\openssl_v1.1.1c\win\x86
【ビルド手順】
1) スタートメニューから「x64_x86 Cross Tools Command Prompt for VS 2019」を起動する。
2) cdコマンドでOpenSSLのソースコードのフォルダへ移動する。
コマンド例)cd C:\build_openssl\openssl-1.1.1c
3) perlのコマンドを実行する。
コマンド例)perl Configure VC-WIN32 --prefix=C:/openssl/win/x86
→Windwos32ビット版OpenSSLがビルドする。今回はWindwos32ビット版のOpenSSLが必要だったので、こっちを指定する。
蛇足だが、Visual C++ランタイムを静的リンクする際は、以下のコマンドでできるみたい。
コマンド例)perl Configure VC-WIN32 --prefix=C:/build_openssl/output/openssl_v1.1.1c/win/x86 "CFLAGS=/W3 /wd4090 /nologo /O2 /WX /MT"
"CFLAGS=/MT"の指定は、C:\build_openssl\openssl-1.1.1c\makefileのCFLAGSの設定になるみたい。
4) nmake installを実行する。
参考サイト
ビルド時のコマンド
https://www.sumirelab.com/docs/tech/windows-%E3%81%A7-openssl-%E3%81%AE%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%A1%E3%83%A2/
生成物について
http://lfsbookja.osdn.jp/svn-sysdja/chapter06/openssl.html
Visual C++ランタイムの静的リンク
https://www.picolix.jp/blog/2018/12/openssl-111a-tls-13-smail-tls-13.html
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